学生時代から資格を取るのが好きで、医療事務や調剤薬局事務の資格も取っていたので、就職活動でも最初は医療系の業界に絞って探していました。しかし会社によって事務職に対する考え方はかなり違っていました。そこでもっと色々な業界を見てみようと調べ始めた頃に昭和コーポレーションと出会いました。印象に残ったのは業界や事業の説明だけでなく私たちの就職活動へのアドバイスをしてくれるなど、学生のことを考えてくれていた会社の姿勢です。さらに事業内容では「熱絶縁」という強みがあり、商社・工事・メーカーという3つの顔を持つという特徴もわかり、ここならもっと自分の知識を広げて成長できるのではないかと思い、入社を決めました。

自分が成長できる会社に入りたい

私が担当しているポータル営業部は、昭和コーポレーションの商社機能としての役割を担っています。営業事務の主な業務は、営業スタッフが開拓してきたお客様からの注文を受け付け、商品を手配し、納期に間に合うように発送すること。そして要望に応じて見積書を作成することです。

お客様からの商品の注文はファックスかメールで入ります。商社として扱っているのは自社製品ばかりではないので、その数は2,000アイテム以上にのぼります。しかもオーダーに合わせて、在庫確認やメーカーへの依頼、納期調整などを行い発送手配までを素早く行わなくてはいけません。中には製品の型番などがわからず、「断熱に使うシート」といった漠然とした注文もあります。その際は、お客様に使用する場所や求められている性能などをヒアリングし、無数にある商品の中から候補となるもののあたりをつけ、その写真や資料を送って確認を取るといった作業をしなくてはいけません。豊富な商品知識が求められるので、今でもまだまだ知識が足りないと感じることばかりです。

2,000種類以上のアイテムを取り扱う

現在取引がある会社数は数百社。毎日40件ほどの注文が入ってきます。入社したばかりの頃には、発注量を間違えて一桁多く納品してしまうという失敗をしたことがあります。その時には営業スタッフや上司がフォローしてくれたおかげで大事にいたらずに済みましたが、ちょっとしたミスが多くの方に迷惑をかけてしまうという怖さも知りました。どんな商品の注文がいつ入ってくるかはまったく予想が立てられない上に、納期が厳しかったり、在庫が確保しにくかったりすることもあります。それでも何とかお客様の希望に応えられるように、人気製品は事前に生産状況や在庫状況を確認しておくといった事前準備をするようにしています。厳しい条件であっても、工夫を重ねてお客様の希望通りに商品が手配できた時は、かなり達成感があります。

最近は東南アジアを中心とした海外のお客様からの発注も増えています。営業スタッフが毎月のように海外へ出張し販路を拡大しているので、私たち営業事務も、今後本格的に海外との仕事に備えていく必要があります。もっと商品知識を蓄えて、様々なお客様の要望に素早く応えられる。そんな仕事をしていきたいと思っています。

発注量を一桁間違えるという失敗をしたことも

SCHEDULE  ◎おもな1日のスケジュール

8:00

◎出社

朝は早めに出社することにしています。朝食としてコンビニで買ったサンドイッチを食べながら、一日の予定を立てたりしています。

9:00

◎仕事スタート

前日に届いている注文から先に処理していきます。その間にも次々と注文が届くので、各方面に問い合わせをしながら手配をしていきます。

12:00

◎昼食・休憩

お昼は購入したお弁当を食べることが多いです。食後は趣味の資格勉強。先日は星空検定を取りました。

13:00

◎午後のスタート

当日発注の多くは午前中に入ってくることが多いので、午後は比較的余裕が出てきます。見積書を作成したりするのはこのタイミングです。

18:00

◎業務終了

18:00には電話も留守電に切り替わり業務終了です。18:15ぐらいには退社することが多いです。平日も週に2~3回はスポーツジムに行って汗を流しています。

私の学生時代

教員を目指してました!

学生時代は教員免許と学芸員資格の授業も取っていたので、その勉強とアルバイトで忙しい毎日を送っていました。教育実習で自分には教員が向いていないことを自覚しましたが、興味のあることを勉強する楽しさを、学生時代に知ることができました。